投資を初めてみたいけど、毎月処理をするのは面倒だなと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、SBI証券での投資を自動化する方法をご紹介します。
目次
三井住友カードで自動引き落とし
三井住友カードから、SBI積立証券に使う資金を自動で引き落としできます。
三井住友カードで引き落としするメリットはこちら
①積立額に応じて「Vポイント」が0.5~2%貯まる
②「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」もダブルで貯まる
③「最低積立金額が100円」なので初心者にも始めやすい
④「入金不要」なので毎月確実に積立てができる
⑤「つみたてNISA」も対象なので非課税の恩恵を受けられる
三井住友カードで引き落とすだけで、ポイントがどんどん貯まっていきます。
とてもお得なので、ぜひ使ってみてください。
それでは三井住友カードをSBI証券に登録する方法を解説していきます。
- SBI証券にログインして、三井住友カードを登録画面に進む
- 規約を確認し、クレジットカードの登録手続きに進む
- 三井住友カードの会員専用サイト「Vpass」にログインする
- 積立設定するカードを確認する
- クレジットカード番号を入力して支払い情報の登録をする
1.SBI証券にログインしたら、一番上にあるメニューから「①取引」>「②投資信託」>「③投信(積立買付)」>「④クレジットカード」>「⑤登録する」の順にクリックし、三井住友カードを登録します。
2.規約を確認したらチェックボックスにチェックを付けて、「取引パスワード」を入力しましょう。
3.三井住友カードの会員専用サイト「Vpass」にログインする
「Vpass」への画面が出てくるので、ログインします。登録がまだの方は、「Vpass登録」から登録しましょう。
4.クレジットカード番号を入力して支払い情報の登録をする
カード番号を入力し、クレジットの支払い情報の登録をします。
5.「クレジットカードのご登録が完了しました」と表示されるのを確認
無事にクレジットカードの登録が完了すると、「クレジットカードのご登録が完了しました」と表示されます。
以上で、SBI証券と三井住友カードの紐づけが完了しました。
次に積立設定をします。
- 積立設定する投資信託を選択する
- ファンドの詳細画面から「積立買付」をクリックする
- 注文を入力する
- 「目論見書」と「設定内容」を確認し、取引パスワードを入力する
順番に解説いたします。
1.積立設定する投資信託を選択する
積立設定をする投資信託の注文画面にたどり着く方法はいくつかありますが、今回は、SBI証券内での週間販売金額ランキングからファンドを選択する方法を紹介します。
SBI証券にログインしたら、一番上にあるメニューから「①取引」>「②投信」>「③投資信託ランキングの販売金額」>「④1位のファンド(今回は『SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド』)」の順にクリックします。
2.ファンドの詳細画面から「積立買付」をクリックする
ファンドの運用方針やチャート、信託報酬(投資信託を保有している期間にかかる管理費用)などの詳細情報が載ったページが表示されたら、「積立買付」をクリックします。
なお、つみたてNISAで買付をする場合は、その右の「つみたてNISA買付」をクリックします。
3.注文を入力する
決済方法は「クレジットカード」を選択します。
そして、毎月の「積立金額」を入力します。ちなみに、最低申込金額は100円、上限は50,000円です。積立Nisaの場合、33,333円まで(超えた分は課税されます。)
申込内容を確認したら、「次へ」をクリックします。
4.「目論見書」と「設定内容」を確認し、取引パスワードを入力する
目論見書(投資信託の説明書)に目を通したら、「確認画面へ」をクリックします。
改めて設定内容を確認したら取引パスワードを入力し、最後に「設定する」をクリックします。
次のように「積立設定を受付致しました」と表示されたら、完了です。
住信SBIネット銀行からSBI証券に投資する方法
クレジットカードを作りたくないという方は、こちらの方法もおすすめします。
1.定額自動入金で給与振込口座からSBI銀行にお金を移す
2. SBIハイブリッド預金をはじめる
3. 定額自動振替でSBIハイブリッド預金に入金
1.定額自動入金で給与振込口座からSBI銀行にお金を移す
住信SBIネット銀行ホームページの左側に、定額自動振替があるのでクリック。
新規登録、から所定の情報を入力し、振込まれる状態にする。
2. SBIハイブリッド預金をはじめる
下記でSBIハイブリッド預金の開設をしましょう。
3. 定額自動振替でSBIハイブリッド預金に入金
SBI銀行のホームページ左の定額自動振替をクリック。
代表口座からSBIハイブリッド預金に入金の設定をする。
あとは”SBI証券の投資を自動化する方法”と同様、SBI証券で積立する投資信託を設定すると、SBIハイブリッド預金から自動でSBI証券にお金が引き落とされます。
米国ETFを自動で買い付けする方法
ここでは積立NISAを限度額まで買い、さらに別の投資をしていきたいという方にご紹介するサービスです。
米国ETFとは、米国の証券取引所に上場し、市場で売買できる投資信託のことです。
一般の投資信託と違う点は、市場に上場していることです。そのため、株式を売買するのと同じように市場が開いている取引時間中にのみ売買できます。
日本の証券会社で購入できる4,000銘柄を超える米国株の中から、どれがよいか自分で選ぶことは、投資初心者にとっては大変でしょう。
しかしETFならば専門的な知識がなくても1銘柄購入するだけで、分散投資が可能です。
米国株のETFはいくつかの種類があり、多くが何かしらの指数と連動するように作られています。
そのうちの一つである、S&P500との連動を目指した「バンガード・S&P500ETF」を1銘柄購入すれば、米国株500株に低コストで分散投資ができます。
最低単元の1株ずつでも500株を購入するにはそれなりの資金が必要ですが、ETFであれば、少額から投資することができます。
まずは試しにお小遣い程度から米国株投資を始めたいという初心者にも手が出しやすい仕組みとなっています。
本来なら米ドルを購入し、そのうえで銘柄を買う取引をしないといけないのですが、今回はその取引を自動化することができます。
まず、下記のリンクからSBIネット銀行の外貨積立の申し込みをしてください。
そのあと、下記のリンクから米ドル定期自動入金サービスを申し込んでください。
米ドル定期自動入金サービスとは、住信SBIネット銀行の外貨普通預金口座にある米ドルを、自動でSBI証券に入金するサービスです。
入金にかかる手数料は無料です。
ここで、米国ETFを自動で買い付けする方法をご紹介します。
- 外国株式の専用取引サイトへ移動する
- 銘柄(ティッカー)を入力して米国ETFを検索する
- 定期買付専用ページで買付銘柄を検索・買付する
- 口数・価格・期間・預かり区分・決済方法を入力する
1. 外国株式の専用取引サイトへ移動する
まず外貨建て取引をするSBI証券の専用サイト外貨建商品取引サイトに移動します。
2. 銘柄(ティッカー)を入力して米国ETFを検索する
ティッカーとは上場企業やETFなどの投資商品を表現する記号です。
例えば柄名:バンガード トータル ワールド ストックETFティッカー:VT
があります。
3. 定期買付専用ページで買付銘柄を検索・買付する
4. 口数・価格・期間・預かり区分・決済方法を入力する
米国ETFの買付単位は口数で、1口、2口のように入力することになります。
日本の投資信託のように、1万円分など、金額を指定した買付はできないため注意してください。
価格は以下の3つから選択しますが、指値、成行、逆指値の3つがありますが、基本は「成行」を選択しましょう。
買付注文の有効期間は「当日中を選択しましょう」
預かり区分を3つから選択しますが、基本は「特定預かり」を選びましょう。
特定預かりは「特定口座での買付」を意味するため、確定申告も原則は不要となります。
一般預かりの場合、自分で確定申告を行う必要があるため、おすすめしません。
最後は決済方法ですが、「外貨決済」を選びましょう。
買付日選択は「日付」か「曜日」、こちらは好きな方を選びましょう。
日付指定コース
- 毎月選んだ日(複数日指定可)に買付
- 毎月買付におすすめ
曜日指定コース
- 毎月選んだ曜日(複数曜日指定可)に買付
- 毎週買付におすすめ
定期買付を設定すると、「設定銘柄一覧」から定期買付の設定内容を確認することができます。
特に「次回発注予定日」が確認できるため、設定後は目を通しておくことをおすすめします。
まとめ
SBI証券での投資を自動化する方法は以上になります。
最初の設定が面倒ですが、一度設定してしまえばあとはほったらかしで投資してくれるので、普段忙しい方におすすめの方法です。
それでは、また