皆様こんにちは。
この度Kindleで出版をさせていただきました。
出版までの手順は非常に簡単でした。
今回は、その備忘録として、Kindle本を作成するところから、出版までのプロセスについて記載していきたいと思います。
目次
KDPへの登録
まずはKDP(Amazon Kindle Direct Publishing)への登録が必要になります
アマゾンのKindleサイト(https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP)にアクセスし、Amazonアカウントを持っている場合はサインイン。
アカウントを持っていない場合はサインアップを選択します。
「アカウント情報が不完全です」という表示がでるので、「今すぐ更新」をクリックして設定をすすめてください。
自身の名称(ここに記載したものは公開されないので、本名で記載してください。)や住所情報、銀行情報などを記載していきます。
途中、TIN値というものの入力を求められるのですが、これはマイナンバーで大丈夫です。
その後はサイトの指示に従って登録をしてください。
初期設定が終わったら下記画面から「電子書籍または有料マンガ」をクリックします。
ここから作成した電子書籍をアップロードしていきます。
なお、本の出版には特に費用はかかりません。
コンテンツの作成
出版する本を作っていきます。
Wordで作成すればいいです。そのファイルをそのままKDPへアップロードできます。
Wordで使用する必要のある機能はさほど多くありません。
以下、使用する機能を表示していきます。
・改ページ→Ctrl+Enter
・改段落→Enter
・ハイパーリンクの作成→Ctrl+K
・目次の作成→参考にしたURLを下記に貼っておきます
・目次からページ数を消す
STEP1. 〔参照設定〕タブから「ユーザー設定の目次」を呼び出す 。
STEP2. 「ページ番号を表示する」のチェックボックスをオフします
STEP3. 目次を置き換えます
必要な機能はこれくらいです。
また、出版するには表紙が必要です。
Canva(https://www.canva.com/)で自分で作成することもできますが、ココナラで作成してくれる方がたくさんいるので、こちらで頼んだ方がいいでしょう。
5,000~7,000円くらいで作成できます。
コンテンツのネタ出し
本を出版する上で大変なのは、やはりコンテンツのネタ出しでしょう。
ネタについては、だれかが持っている疑問を、自身のコンテンツを読むことによって解消する、という視点で探していくといいです。
また、自身の実体験を交えて書けると、内容にオリジナリティが生まれ、他書籍との差別化ができます。
とはいえ、0からネタを探すのは難しいと思うので、ネタ出しの方法について記述していきます。
よく言われているのが”自分の年表を作る”という方法です。
例えば18歳 ピアニストを志すも挫折 合唱部に所属 人付き合いが苦手
25歳 会計士試験合格
28歳 TOEFLの勉強を開始する
ピアノの習い事、合唱部 部活運営方法、会計士勉強ノウハウ、TOEFL勉強法
といった5つのネタができました。
自身の過去を振り返って、そこからネタを見つけていく、という方法ですね。
過去に実際に体験してきた、自身の体験談なので独自性も持つことができます。
更にネタを作るには、ここから深堀していく方法があります。
例えば検索エンジンにピアノ 習い事という項目を入力すると、検索候補に
ピアノ 習い事 メリット
ピアノ 習い事 大人
ピアノ 習い事 何歳から
といった項目が出てきます。
これは他のだれかが検索に入力した項目ということですから、知りたいという潜在的な需要があるわけです。
例えばピアノを習うことによるメリット10選、大人がピアノを始める方法、子供に何歳からピアノを習わせる?
といったテーマが浮かんできます。
これでネタが1つから3つに増えました。
このようにネタを深堀していくといいでしょう。
私もこの方法でネタを出しました。
コンテンツを書いたら
登録したKDPから、作成したファイルと表紙のデータをアップロードすることができます。
その後、ロイヤリティや価格等を決め、出版の審査を受けます。
最大で72時間審査にかかります。
審査に通ったら、無事Kindleストアで本が出版されます。
また、90 日間ごとに最長で 5 日間、本を無料で提供できます。
この無料期間を宣伝に利用するのもよいでしょう。
まとめ
以上、ざっくりとしたKindle出版までのプロセスになります。
KDPでの必要事項の入力に少し手間取りますが、記事はワードで書けるし、表紙はココナラで外注できるし、あとはKDPサイトにアップロードするだけなので、思ったより楽です。
費用についても、ココナラでの外注代で5,000~7,000円くらいで済みます。
皆様もネタを見つけたら、ぜひKindle本を出版してみてはいかがでしょうか。
それでは、また