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積立NISAについて解説

みなさんこんにちは。

本日は投資、その中でも積立NISAについて解説していきます。

いまだ「良くわからないのでやっていない」という人も少なくないのではないでしょうか。

結論からいうと、老後のことを考えるならやった方がいいです。

それでは積立NISAについて解説していきます。

今回は口座開設までの流れです。

積立NISAとは

少額(100円)からでも始められる投資信託です。

投資信託とは何かというと、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用しその運用の成果として生まれた利益を投資家に還元するというものです。

つまり、あなたや私たちから集めたお金をプロが運用してくれることで、利益を得られるということですね。

投資なので”絶対に損しない”ということはありえないのですが、個人で株をやるよりも、よほどリスクの少ないお金の運用方法といえます。

そして通常ですとこの利益には税金がかかります。イヤですね。

しかし、積立NISAなら年間最大40万円までの投資から得た利益は非課税になるのです。

本来の税率は20.315%なので、2割もお得になります。

この非課税はお金を投資した時から20年です。

このつみたてNISAは積立投資でしか利用できないのですが、積立の頻度は特に定められていません。毎月1回積立、という金融機関が多いです。

メリットとしては①少額の資金からでも始めやすい、②一定の条件を満たした限られた投資信託のみが投資対象なので選びやすい、③積立投資のみなので買いのタイミングを考える必要がないというものがあります。

つみたてNISAの証券会社

つみたてNISAをするには、金融機関で証券口座を開設する必要があります。

ここでおすすめなのがネット証券です。

みずほやりそな等のメガバンク系は、手数料が高いですし、選べる投資銘柄も少ないのでおすすめできません。

選べる銘柄

大手ネット証券→181本 みずほ銀行→6本とかです。

注意して欲しいのが、積立NISAの口座は全金融機関で1口しか作れません。

仮にみずほ銀行で積立NISAを開設したら、他の銀行では開設できなくなります。(それでも変えたい場合は既に作ってある積立NISA口座を解約する必要があります。)

おすすめするのは「SBI証券」または「楽天証券」です。

取り扱っている本数が多く、利用もしやすいです。

ちなみに私はSBI証券を使っています。

証券会社の口座開設

ここではSBI証券で口座を開設する方法をご紹介します。

  • メールアドレスを登録する
  • 送られてきた認証コードを入力する
  • 基本情報を入力する(14項目)
  • 規約を読んで同意する
  • 口座開設方法を選択する(ネットもしくは郵送)
  • 本人確認書類を提出する(アップロードもしくは郵送)
  • 審査完了後、初期設定をする
  • 口座開設完了通知を受け取る

運転免許証かマイナンバーカードを写真でアップロードできる方は、全てネットで上記やりとりを完結させられます。

SBI証券の口座開設ページ

基本情報14項目は下記になります。

  1. 居住地国
  2. 名前(フリガナ)
  3. 生年月日
  4. 性別
  5. 電話番号
  6. メールアドレス
  7. 郵便番号
  8. 納税方法の選択(特定口座/特定口座 源泉徴収なし/一般口座) ※補足あり
  9. 本年1月1日時点の住民票記載の居住都道府県
  10. NISAの選択 ※補足あり
  11. iDeCoの資料請求の有無 ※補足あり
  12. 住信SBIネット銀行の申し込みの有無 ※補足あり
  13. SBI証券ポイントサービスの申し込みの有無 ※補足あり
  14. ポイント選択(TポイントもしくはPontaポイントもしくはdポイント) ※補足あり

この14項目のうち、間違えやすいものを補足していきます。

補足①「8. 納税方法の選択(特定口座/特定口座 源泉徴収なし/一般口座)」

取引で利益が発生した場合、納税(確定申告)を自分で行うか否かによって分かれます。

初心者の方は、「SBI証券に任せる 特定口座 源泉徴収あり」を選択しておきましょう。

補足②「10. NISAの選択」

この中で、「つみたてNISAに申し込む」を選択しましょう。

補足③「 iDeCoの資料請求の有無」

私的年金制度であるiDeCo(個人型確定拠出年金)に興味がある方は、資料請求だけでもしておきましょう。iDeCoについては別記事で解説いたします。

補足④「住信SBIネット銀行の申し込みの有無」

SBI証券の口座開設と一緒に、同じSBIグループの住信SBIネット銀行の口座開設も申し込めます。

SBI証券の口座と連携すれば、両方の口座間で入出金がスムーズにできるなどのメリットがあるので、作っておいて損はありません。

補足⑤「SBI証券ポイントサービスの申し込みの有無」

SBI証券には、取引に応じて「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」のなかから選んでポイントが貯まるサービスがあります。申し込みは無料なので、申し込んでおきましょう。

その後、本人確認書類の提出や審査があります。

それが終わると、初期設定画面から以下の情報を登録していきます。

勤め先を記入する欄がありますが、会社に電話かかってくることはないので、ご安心ください。

  • 連絡先
  • 職業
  • 勤め先
  • 世帯主との続柄
  • インサイダー登録 ※上場企業の場合のみ
  • 振込先金融機関
  • 国内株式手数料プランの選択(スタンダードプラン、アクティブプラン)
  • 配当金の受取方法の選択
  • 投資に関する質問
  • 簡単なアンケート(SBI証券を選んだ理由)
  • 信用取引口座、FX取引口座、先物・オプション取引口座の申込みの有無

「インサイダー登録」とは、上場会社に勤務している役員や職員、その関係者が、重要情報を発表前に入手して株式取引をすることを防ぐためのものです。

正直に答えれば、特段恐れるものではありません。

※SBI証券の手数料プランについて

SBI証券の株式取引の手数料体系には次の2種類があり、どちらかを選択できます(変更可)。

  1. スタンダードプラン…1注文の約定代金に対し手数料がかかる
  2. アクティブプラン…1日の約定代金に対して手数料がかかる

1日に何十回も取引する人でなければ、「スタンダードプラン」を選んでおきましょう。

すべての審査が完了したら、「口座開設完了通知」が届きます。

取引パスワード設定ページへのURLが書かれているので、クリックして新しいパスワードを設定します。

入金したら、実際に取引ができるようになります。

解説方法にはオンライン口座開設と郵送の2種類があります。

オンラインだと最短翌日、郵送だと1週間~10日ほどかかります。

まとめ

ここまでで、積立NISAとは何か、またネット証券の口座開設について解説してきました。

次回はおすすめの投資銘柄と、投資を自動化する手続について解説していきます。

それでは、また

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