皆様は、普段生活する中で、節約することを意識しておりますでしょうか。
私は積極的に節約をしようとしています。
今回は、なぜ節約が必要なのか。また、私の実施している節約法について記載していきます。
目次
節約は何のため?
端的にいってしまうと、子供の養育費と、自身の老後の生活費用を貯めるためだとわたしは考えています。
子供の養育費は、全て私学に通わせる場合約2,000万。
老後資金は予備費含めて約2,500万。
計4,500万円ほどが必要となってくるため、これに備えて資金を用意しておく必要があります。
これらは、貯金や投資(学資ローンは効率が悪いので、私はおすすめしません)を活用して用意することになるかと思います。
しかし、いくら収入があっても、入ってきた分だけお金を使ってしまえば当然資金は増えませんし、何も考えずにお金を使っていると、だいたい自分が払える限度額=月収入まで支出が膨れ上がっていってしまいます。
例えば、ブランド品や飲み会、自身の習い事や自販機の飲み物など、大きなものから小さなものまで支出が発生し、これらが積み重なることで、支出は膨れ上がっていきます。
それを防ぎ、適切な貯金や投資額を手元に残しておくためには、意識して節約を行っていく必要があります。
節約の超基礎
節約をしようと決めて、では何から始めましょうか?
私が考える最初にすべきことは以下の2つです
①最初から月の貯金額・投資額を決め、余った残りのお金で生活する
②家計簿をつける
①について、先ほども述べた通り、何も考えずにお金を使ってしまうと自身の月収いっぱいまでお金を使っていってしまい、残った分を貯金に使おうとしても、ほとんど手元に残らない、といった事態になりがちです。
そこで発想を逆転させ、先に貯金・投資額を月いくら貯める、と決めて自動的に貯金・投資用口座にお金を移してしまうように設定する、という方法があります。
だいたいの銀行で自動振替サービスがありますから、給料日に、貯金・投資用口座に自動で振替るようにすることで、強制的にお金を使えなくしてしまうのです。
残った余りのお金で生活することで、いくらまで使っていいのかが明確になります。
使えるお金が少ないとなると、その中でどう生活していくかを考えるようになるもので、自然と節約志向になっていくことができます。
この、先にお金を振替てしまう方法は非常に強力なのでおススメです。
②家計簿をつける、に関して、会計に関わる方なら理解してもらえると思うのですが、支出を抑えるためには今どういったことにどれくらいお金を使ってしまっているのか、ということを見える化する必要があります。
そのため、家計簿をつけることは節約の初歩と言えるでしょう。
家計簿といっても、最近はマネーフォワード等、便利な家計簿アプリがあります。
何かでお金を使う度に、支出項目と支出額を記入していくだけで、アプリが自動で集計や、前月比といったものを算出してくれます。
また、クレジットカードと連携して、自動でカードの支出額をアプリに取り込むことができるので、カード払いをしていればアプリへの入力をする必要すらありません。
私は毎月必ず項目ごとの支出額や、前月前々月と比べて支出の増減はないかをチェックしています。
これをするだけで、”今月はこういったことにお金を使い過ぎてしまったな”ということが把握できるので、節約に非常に役立ちます。
ローン払いを控える
ここからは、節約方法について、私が実践しているものをいくつか紹介していきます。
最初は”分割払い(ローン払い)が必要な高額な買い物をしない”ことです。
ローンで買うのは家と車だけにしましょう。
ローン払いを多用していると、自分は総計でいくら払わないといけないのか、という感覚がマヒしてきますし、ローンの利息もあるので、ローン払いをしない場合と比べ、確実に支出が増えていきます。
例えばブランド品や高級時計、豪華な食事等、高い買い物をする機会は多用にありますが、あくまで現在の所持金額で払える分だけを上限にしましょう。
今、貯金の額では払えないけどローン払いなら払える、という買い物は、自分の現収入に対して身の丈にあっていない買い物であると心掛けることが一つの目安となります。
その目安を頼りに、何を買ってはいけないのかを判断するとよいでしょう。
固定費の支出を抑える
例えば食費や日用品の支出を抑えるといったことは、労力の割には効果が薄いです。
生きていくために必用なものはどうしても一定額がかかってしまうので、それを抑えようとすると日常的な我慢が必要で心労がたまってしまいます。
将来のための節約で、今辛い思いばかりをしているのでは何のための節約かわかりませんし、そうした節約は長続きしません。
そこで、食費や日用品等の変動費的支出を抑えるよりも、固定費的な支出を抑える方が効果的ですし、楽です。
例えば月の家賃。
毎月固定額が発生するものであり、住宅費は支出の中でも特に大きな部分を占めます。
身の丈にあっていない高級マンションに住んでいたりしないでしょうか。
一般的に、家賃は手取収入の3割くらいが目安とされています。
この割合自体は特に根拠の無いものなので、あまり理論的ではないのですが、自分の支出を見直す1つの判断材料にしてはいかがでしょうか。
あまり家賃の高いところに住んでいるようであれば、引っ越しを検討するのがよいでしょう。
他に大きな部分を占める固定費としては、携帯端末の毎月の使用料があります。
大手3社の相場はおよそ月5,000~6,000円くらいかと思いますが、格安キャリアですと、月1,000~2,000円くらいです。
大手キャリアから格安キャリアに変えるだけで、月に5,000円近くの節約になります。
私もY!mobileを使用していますが、特に通信が繋がりにくいといったことはありません。
故障した場合の店舗対応についても、ソフトバンクの店舗にY!mobileの店舗が併設されているところが多いので、故障時のサポートも安心できると言えるでしょう。
他に、電気会社やガス会社、インターネット使用料が安い会社に変えるといった方法があります。
こうした節約がいいところは、一度変えてしまえば、その後は何もしなくても節約ができることです。
安くしなければ、少しでも安いものを買わなければ、と精神をすり減らす必要はないおススメの節約法です。
クレジットカードや電子マネーを使う
クレジットカードや電子マネーで支払いをすることで、ポイントが付きます。
ポイントは例えば1%還元等です。
微々たる額だとお思いでしょうか。
しかし、塵も積もれば山となるというもので、普段の生活にクレジットカードや電子マネーを使っていると、割と簡単にポイントが貯まります。
私は普段の生活での支払いを全てクレジットカードにしており、通勤時に使うSuicaはViewカードと連携してポイントをため、家賃払いもクレジットカードにしています。
こうすると、月数百~千数百円分も還元ポイントが貯まっていきます。
そのポイントでSuicaをチャージしたり、アマゾンギフトカードに変換したりすることで、支出がそれなりに浮きます。
逆にいうと、ポイント還元を使わないと月数百~千数百円分の損をしているとも言えます。
この節約のいいところは、カードやポイント払いをするだけで勝手に貯まっていくので、節約の手間が大してかからないことです。
なお、使うクレジットカードや電子マネーを選ぶ際は、ポイント還元率だけではなく、ポイントを何に変えられるのか、変換割合はどれくらいかも調べて選ぶとよいでしょう。
まとめ
節約といっても、皆さんは多忙な生活をしていらっしゃと思います。
そんな中で、手間がかかる節約法はあまり現実的ではありませんし、やっていて辛いでしょう。
忙しい中で現実的に節約しようとする場合、できるだけ手間がかからず勝手に節約できるように仕組を整えるのが賢明かと思います。
上記節約法は、そうした手間がかからず自動で節約できてしまうようなものを選びました。
(家計簿管理もアプリを使えば本当に楽です。)
これらの節約は、やろうと思えば今日からでもすぐできるものです。
今後、子育てや老後生活のために4,500万円用意する必要があるわけですから、節約しようと思ったら、すぐにでも始めることをおススメします。
とりあえず、分割払いで買おうと思っていたブランド品を買うのを辞めて、家計簿アプリをインストールするところから始めてみてはいかがでしょうか。
それでは、また