皆様は、日々多忙な業務をすごしていると思われます。
そうした中で、きちんと睡眠をとれておりますでしょうか
睡眠というのは健康においてとても重要な要素であり、今回は、それに対して記載していこうと思います。
目次
パフォーマンスを保つ睡眠
突然ですが、睡眠は7時間以上の確保をしましょう。
睡眠がそれより少なくなると、脳のパフォーマンスが著しく低下します。
睡眠には脳のメンテナンスや、乱れた脳波の整理をしていく機能があります。
脳が十分に回復をしていく時間が7時間のため、この時間を下回ってしまうと、脳のメンテナンスが十分に行われず、パフォーマンスが下がってしまいます。
なお、ショートスリーパーの方は、3-4時間の睡眠でこの乱れた脳波が回復する特殊な体質の方であり、努力でどうこうできるものではないので、そうでない方がショートスリーパーを目指すのは無理です。
素直に7時間の睡眠を確保するように工夫しましょう
理想的な睡眠状態にするための注意点
睡眠を理想的な状態にするためには、寝るまでの夜の過ごし方が大事になってきます。
まず、寝る1時間前には、テレビやパソコン、あるいは仕事等の脳を活性化する作業をするのは控えましょう。
脳が睡眠状態になるための準備として、寝る直前に脳を刺激しないことが大事なので、そのことを意識して、せめて寝る1時間前は睡眠を意識した行動を取りましょう。
また、飲酒やカフェインの摂取は睡眠を浅くするため、寝る前に摂取するのは控えましょう。
カフェインが完全に体内で消化するには5~7時間かかるため、夕方17時以降はカフェインの摂取を控えた方がいいでしょう。
コーヒーの他に、紅茶や緑茶にもカフェインが含まれているため、そうしたものの摂取もしないよう気を付けましょう。
寝る前に脳を落ち着ける方法の一つとして、マインドフルネス瞑想というものがあります。
椅子に浅く腰掛ける、あるいは地べたに背を伸ばして座り、自分の思考を観察するのがその方法になります。
何もせず座っていると、自分の中に様々な思考や感情が湧いてきますが、それを客観的に見つめるようにして、思考や感情の波をとらえるのがこの瞑想法です。
詳細なやり方はネットを検索すればすぐに分かるので、ご興味がある方はぜひ調べてみてください。
マインドフルネス瞑想をすることで、脳が落ち着いた状態を作り出し、効果的な睡眠に入りやすくなります。
他にも睡眠導入のための、静かで落ち着いた音楽を聴く、というのも効果的です。
逆に、テンションが上がるような激しい曲調の音楽は、睡眠1時間前には控えましょう。
私は、どうしても眠れない時はノンカフェインのカモミールティーを飲むことにしています。
カモミールティーにはリラックス効果があるので、睡眠導入に向いています。
カモミールティー自体はスーパーやネット通販で安価に購入できます。
どうしても眠れない場合
・寝床に入ってから、数時間眠れない。
・眠っても睡眠が浅く、夜中に何度も目が覚めてしまう
・朝早く目が覚めてしまい、寝なおすことができない
こういう状態が一週間以上続くと不眠症の状態と言えるでしょう。
不眠症の原因は精神的なものが多いです。
過度のストレスやプレッシャーにさらされている状態だと、睡眠が十分にとれないことがあります。
睡眠が適切に取れない状態が続くと、体調が一気に悪化します。
思考がまとまらず、仕事の効率も落ち、それによるストレスによりますます眠ることができなくなる、という悪循環に繋がることも多いです。
上記で記載した睡眠導入方法を実践し、それでも眠れないというのであれば、メンタルクリニック等を受診して、薬を処方してもらうという方法があります。
睡眠導入剤の服用に抵抗がある、あるいはメンタルクリニック等に行くのをためらう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、忙しくて疲れているのに眠れないのは身体が出している危険信号です。
放っておいて我慢し続けると、うつ病などの精神疾患になっていきます。
我慢し続けてからの精神疾患は重症化しやすく、回復には長い時間を必要とします。
そうならないためにも、眠れない状態が続いているようでしたら、できるだけすぐにメンタルクリニック等への受診をおススメします。
受診しただけで、周りにバレるということはありませんし、受診することは何ら恥ではありません。
このストレス社会では、どんな方でもメンタルを崩すリスクを負っています。
ですから、抵抗感を感じても、自分の体のメンテナンスをする気持ちで、受診することをぜひおすすめします。
まとめ
以上、睡眠方法についての説明をかかせていただきました。
結論をいうと、睡眠をしっかり取りましょう、睡眠を取る1時間前からは眠るための準備が大事、ということです。
睡眠は仕事のパフォーマンスを高める上で、また自身の体調を保ち続ける上で非常に大事なものです。
ぜひとも質の高い睡眠を心掛け、7時間以上のまとまった睡眠を取れるように工夫していって欲しいと思います。
それでは、また